内部監査の重要性を改めて考えてみる

2011年11月13日 14時22分

内部監査と聞くと厳しいだったり、細かいといった印象を持っているが、自分がいざ担当となって進めるとなるとその内容の細かさに愕然とする。個人事業主で少ない売上の中で事業を運営している上ではさほど意識することはないが、ある程度の規模になり、社員を抱えるようになったら考え始めなければならない。システムの変更ひとつとっても、依頼者と作業者とその内容の承認者は別であったことを記録として残しておかなければならず、正直いって成長過程の企業にとってはスピード感を失うリスクが大きい。
また、上場を目指す企業にとっても内部監査は避けて通ることができない要素でもある。いけいけどんどんの経営で売り上げが伸びていた企業にとって、内部をしっかり取り締まる仕事も同時にしていかないと、上場基準を満たすことができなくなり、後になって痛い目にあうだろう。内部監査担当者が社内の意識を整え、社員の教育までするとなると負担が非常に大きく、浸透させていくのも一苦労だろう。
内部監査でチェック項目をクリアできた後は外部の監査法人によるチェックが入ることになる。対応が必要なものが出てきてしまった場合には24時間以内に回答しなければならず、通常業務をしながらの対応となるとかなりの負担になる。監査対応をする社員をあてがって対応しないと業務に支障が出てしまうので、ある程度の規模の会社でないと社内リソースの調整が難しいのも現実だ。監査法人側も細かいところまでチェックをするので大変だと思うが、チェックされる側はもっと大変だ。